NPO法人生命の貯蓄体操普及会

コラム

  1. トップページ
  2. コラム
  3. 東洋医学と西洋医学

東洋医学と西洋医学

東洋医学と西洋医学の違いとは何でしょうか。

東洋医学は体が対象であり、西洋医学は病気が対象です。
どちらも目的は健康になることです。しかし健康になるための手段は違います。

例えば、ここに糖尿病の症状で「疲れやすく喉が渇く人」がいるとします。

西洋医学はあくまで糖尿病という「病気」が対象です。治療は血糖値を正常値に持っていくことを主目的として行っています。その結果、血糖値が正常になれば、それで治療したと判断されます。

一方で東洋医学では、疲れやすいという症状を持っている体、その「体」を対象として、それらを解消するための治療を行います。その結果「疲れやすく喉が渇く」症状がとれて体が快適になれば、それで治ったと判断するのです。

このように見てみると、まだ病気になっていない人(症状はあるけど病と診断されていない人)の健康づくりは、東洋医学的な考え方の方都合がいいように思えます。なぜなら、「まだ病気ではない」ということは、「西洋医学的には対象とするものが無い」状態であり、これといった決定的な方法がなかなかとれないのです。

どんなにつらい肩こりがあったとしても、肩こりの検査がないように、病気と診断はされてないけれど、つらい症状に困っている人は多いのではないでしょうか。


東洋医学と西洋医学。それぞれに、長所もあれば短所もあります。根本的な考え方の違いを知ることで、「健康のためにできる事」への選択肢の幅を広げてみるのも、心身の健康を考える上で、大切なことだと言えますね。

お気軽にお問い合わせください

0800-200-0019

(10:00~17:00)

ページのトップへ戻る