35歳を過ぎると、多くの人の体は、「泣きべそ」をかいています。つまり体のあちこちにある不調(痛み・不快感・トラブル)を抱えいる状態です。
私たちがこの世に生まれてきたとき、体は不調もなく生きていく素晴らしさにほほえんでいたはず…。では、なぜ私たちの体に不調は居座ってしまったのでしょうか。
その原因を知るには、まず「はだか」になる必要があります。洋服を脱ぐことではありません。「泣きべそ」をかいている人の体は、目には見えない「コリの鎧」を纏って生活しているのです。この鎧が邪魔をして体の内側からの危険信号をキャッチできなくなっているのです。「魔法の鏡」があれば、この鎧で押しつぶされそうになっている姿が見えてきそうです。
では、「コリの鎧」を纏ってしまう原因は何でしょう。
その答えの一つがストレスです。心と体のストレスは、無意識に私たちの体を緊張させます。筋肉はリラックスすることを忘れ、やがて体に「コリ」を作ります。それがどんなに重く、しかも私たちの体を苦しめているか。一度脱いでみると、その壮快さが実感できるはずです。
「鎧」から解放された体は、軽く自由です。そうなれば、自分の体と自在に「対話」でき、体の内側からの危険信号をキャッチできるのです。
生まれてきたときの、自由な体に戻るために、私たちと一緒に「コリの鎧」を脱ぎ捨ててみませんか。