NPO法人生命の貯蓄体操普及会

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ひざ痛

~変形性膝関節症を考える~

多くの人が悩みを抱えている『ひざの痛み』
ひと言に「ひざ痛」といっても原因はさまざまです。

今回は、『変形性膝関節症』について考えてみましょう。

膝関節の大腿骨・脛骨2つの骨の表面は、
弾力のある軟骨で覆われており、関節包という袋に包まれています。
その中は関節液で満たされ、関節が滑らかに動くように保護されています。

そして、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)は、
膝の曲げ伸ばしに大きく関わっており、
ひざを曲げると大腿四頭筋が伸び、ひざを伸ばすと縮みます。

※作用する筋肉は、大腿四頭筋の他にもありますが、
ここでは大腿四頭筋に焦点を当てています。

では、どうして痛みが起こるのでしょうか?

筋肉(大腿四頭筋)が縮み、骨と骨の隙間が狭くなると、軟骨同士がこすれ合います。
すると、剥がれ落ちた軟骨のカケラ(カラダにとっては異物)が袋の中を漂います。

この軟骨のカケラ(異物)を取り除こうと免疫作用が働き、
腫れや熱を起こすことで痛みが発生するのです。

この原因の多くは加齢と言われていますが、実は「体の重心」も大きく影響しています。

前重心(つま先側で体重を支えている)の人は、大腿四頭筋が常に緊張します。
すると、筋肉の緊張により毛細血管がつぶれ、筋肉に必要な栄養・酸素が届きづらくなります。
いつの間にか筋肉が硬くなり縮むことで、骨と骨の隙間が狭くなるのです。

骨と骨の隙間を保ち、重心を正しくする為に生命の貯蓄体操では、
参加者の状態を把握し無理のない形で動作を行う工夫をしています。

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丹田呼吸法×カラダゆるめる
生命の貯蓄体操
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