支部だより
高岡支部
富山県高岡支部です
「第22回健康づくり大会」を開催しました!
秋の深まりを感じ始めた10月31日(水)。
「高岡支部 第22回健康づくり大会」を、本部より矢野順子理事長をお迎えし、会場の「高岡市ふれあい福祉センター多目的ホール」の300席を満席にして開催いたしました。
支部長よりご参加いただいた皆様への感謝の言葉に続いて、ご来賓の高岡市健康推進課長、ふれあい福祉センター所長お二人より、本当に励みになるご挨拶とお言葉をいただきました。
ふれあい福祉センター所長様は「詩吟」を学んでおられ、丹田を意識して吟ずる「詩吟」は “吟道は気を養う道なり”が基本であり、生命の貯蓄体操と共通するという点を力説され、『富士山』を丹田からの発声で吟じてくださいました。
続いて157名の永年継続表彰が行われ、20年継続表彰の9名には花束を贈呈したほか、10年勤続表彰の26名の代表として、中 弘延様に賞状が授与されました。
そして待ちに待った矢野順子理事長の講演が始まりました。
演題が「東洋医学、生命の貯蓄体操からみた認知症予防」という難しい講演のイメージでしたが、理事長は「サザエさん」について話され、波平さんは54歳、ふねさんは48歳という設定。
マンガの連載が始まった当時、その時代の平均寿命が男性50.6歳、女性53.96歳だった。
その時から約70年たった今、平均寿命は約30歳延びているなどと、楽しく分かりやすいご説明に、会場が和やかな雰囲気に引き込まれていきました。
特に一人暮らし、持病、ロコモ、認知症の心配と不安がメインの第2更年期には生命の貯蓄体操がピッタリだとのお話や、実技の第9動でしっかり叩打することで、嚥下予防や飲み込みの力を強くできるなど、今まで会員さんに伝えきれていなかった説明もあり、非常に納得できました。
理事長への質問タイムでは、号令をもう一度聞きたいというリクエストに、快く応じてくださり、迫力の号令をご披露いただき会場に驚きと感動の声が上がりました。
また、理事長のお取り計らいで、高岡支部 井上貞子最高齢指導員の「要の操法」の実演と 対談コーナーも設けられました。
80代半ばとは思えない若々しさに、「続けんなんね」「休んだらだめやね」と皆さん思いを新たにしていました。
今年の目玉は指導員有志による貯蓄体操の寸劇。
「ふれあい教室」での先生と生徒さんの丹田呼吸と号令の練習のコミカルな一幕や、病気を抱えながらも体操を通じて前向きに闘っている指導員の体験談なども交えた舞台に、会場を感動と笑いの渦に巻き込みました。
そして最後は、恒例の会員さんも交えての「健康音頭」で閉幕です。
おかげさまで高岡支部の健康づくり大会は、今年も大盛況のうちに終了することができました。
矢野順子理事長、そして参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
レポート:高岡支部 副支部長 木谷恵子